チャールズ・ダーウィン - Wikipedia: "チャールズ・ロバート・ダーウィン(Charles Robert Darwin, 1809年2月12日 - 1882年4月19日)はイギリスの自然科学者。 全ての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて、彼が自然選択と呼んだプロセスを通して進化したことを明らかにした。
2009年記念
ダーウィンの誕生200周年と『種の起源』出版150周年記念の催しが世界中で行われている。「ダーウィン展」はアメリカ自然史博物館で開催したあとにボストン、シカゴ、カナダのトロントで行われ、イギリスでは”ダーウィン200プロジェクト”の一環として2008年から2009年にかけて行われる。日本では2008年に東京、大阪などで行われた。ケンブリッジ大学は2009年7月にフェスティバルを開催する。イギリスでは2ポンド記念硬貨が発行された。2008年9月に英国国教会は「あなたを誤解し、最初の我々の反応が誤りだったためにまだ他の人々があなたを誤解していることに対して」謝罪する記事を発表した。"
新聞ではダーウィン関係の記事が多いが、これはちょっと変わっている。心温まる記事だ:
The Darwins' marriage of science and religion - Los Angeles Times: "In their 43-year marriage, Charles and Emma Darwin used respect, understanding and acceptance to bridge the gulf between his reason and her steadfast faith."
主義主張は違っても、お互いを尊敬し、親密になることが出来るのである。世界の原理主義者どもは(ニッポンの原理主義者ももちろん)ダーウィン夫妻に学べ!
おいらも200周年ということで、まだ読んでなかった『種の起源』を読んでいる最中。難しいところをすっ飛ばせば、けっこう理解できる:
現在も動植物の進化はどんどん進行中。ニッポンというガラパゴス島に隔離され続けていると、やがてニッポン人は「珍種」となってしまうのかも知れないな。
1 件のコメント:
読了。面白かった。難解な部分が多いが、それはダーウィンが予想される反論に対してあらかじめ緻密な証明を繰り返しているため。おいら「文明人」には当たり前のことなんだけれど、昔の人は頭が固かったみたい。でも科学的で綿密な文章とはどういうものかわかったような気がする。
印象深かったことはダーウィンがグローバルな動植物の移動が、適応できない種を屈服・絶滅させ、それが新しい種を生み、トータルでの種の多様性をもたらすと言っていること。隔離島でへんな種が生き残ってしまったニュージーランドの種の数よりイングランドの小地方の方がよほど種が多様だという。
現在のニッポンでは絶滅危惧種を外来生物から守ることこそが種の多様性を守ることだと言って「環境鎖国」を主張する人が多いが、どうなんでしょうね〜。1億2000万人が住む日本列島をガラパゴス島みたいにしてどうするの?
この列島に住む人間も「絶滅危惧種」だからニッポン文化を守れという主張も、なんだかカッコワルイ。
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